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最中の流通

  • 生菓子で痛みやすい。
    皮が崩れやすい。
    冷凍・冷蔵が効きにくい。
    だから天然記念物みたいに生き残っている。
  • 発送を受ける店と受けない店がある。発送を受けない店というのは店頭販売に限るもの。
  • 店頭販売限定の理由は壊れやすい皮とのこと。店頭販売限定は特定の老舗だけ。材料も昔のまま作っているので壊れやすいのでしょう。
  • 夏場は店頭に限るとする店もある。痛みやすいのが理由。クール便で多分解決する。ただ、夏場は生産そのものを取りやめる店が少なくない。通年販売商品にしている店も多い。
  • 逆の発想をするなら、「店頭販売限定」「夏場販売停止」の店はかなり本物と言える。
  • その連想で行くと、手作り最中は真空パック・缶詰化した商品だから一級品という訳には行かない。高級カレーのレトルト食品みたいなものです。下手な出来合いよりは余程味は良い。
  • だから、お店で出来立てを食べるのが一番になるだろう。と言うことは、本当に美味しいものを食べてもらうには茶屋・茶店を置くしかない訳だ。納得できますね。
  • 製造所の脇の茶店が一番。レベル1。次には手持ちするお届け品。これは当日渡し。レベル2。翌日渡しは少し辛い。当日渡せないものは、真空パックにする。レベル3。最後は2泊以上経過した完成型商品。レベル4。レベル4も5日目完了とする。4泊までが限界。
  • お店の商品案内を見ると消費期限に5日とか、7日とか記載してあるところがある。ここは短い方が良さそうに思うが、製造プロセスが長い場合も短い日数になるので鵜呑みには出来ない。
  • しかし、面白い。手作り最中は革命的だったが、いい加減な最中屋を淘汰する武器になっている。気の利いた茶店・茶料が流行りだすかもしれない。本物志向だからね。

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