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最中の事業構造

  • 業界の構造も見ていくと面白い。

    皮を仕入れ、小豆を仕入れ、餡を作って皮に納め、店に並べる。粉から皮を自前で作るのもある。最中皮を一手に引き受けるところもある。人手が少ない中ではしようがない。

    加賀種は皮のOEMみたいなことをやる企業。

    餡だって出来合いのものが売られている。

    調達した皮に、調達した餡を入れて、並べるだけでも最中は商売になる。手作り最中を部材ごとに別々に買うと思えばよい。

    と言うことは儲かる商売にはならないということだろう。だれでも出来るんだから。逆に、通年での商売にならないから、更に事業としては不利。世間に最中御殿というものは無いのかもしれない。

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